2018年04月

2018年04月30日

三界

これもそれもあんなことだって
終ればみんなチャラになるんだ。
だからこの場面が終わるまでね
ずっと笑っていればいいんだよ。
そう言ったあの人たちはそれが
終わるまでずっと笑顔だったな。
きっとあの人たちこそ軽やかに
死んでいける人たちなんだろう。


mengly at 02:33|Permalink詩風録 

2018年04月29日

腰痛は人類の宿命だ

1、
暇で暇な日が何日も続いておりまして
色々と考えていたら「この野郎!」と
結構頭にくることが何度かありまして
そうした時になぜかお尻がムズムズと
ムズムズとかゆくなるのでありまして
押さえて押さえてをやっているうちに
気持ちが前かがみになっていたようで
わたしは軽い猫背になっておりました。

2、
先日近くの整骨院に行って知りました
その猫背が腰痛の原因なのだそうです。
ということは考えることをしなければ
腰痛にならなくてすんだのでしょうね。
何も考えずに日々を過ごしていくなど
お釈迦様でもイエス様でも無理ですよ。


mengly at 11:07|Permalink詩風録 

2018年04月26日

おかしな言い伝え

夜の風が強く窓をたたくのは
オンナ狐がやっているんだと
そして人を化かしてるんだと
一度取り憑かれてしまったら
いつかは死んでしまうんだと
いつかは誰もが死ぬんだから
みんな取り憑かれているんだ


mengly at 18:18|Permalink詩風録 

2018年04月25日

すっぽんぽん

地表から上はすっぽんぽん
一糸まとわぬすっぽんぽん
「空がある」はまちがいで
その有り様はすっぽんぽん
鳥が飛んでも雲があっても
そのまた上はすっぽんぼん
宇宙にいたるすっぽんぼん
空は存在するのではなくて
空というのはすっぽんぽん
限りなく続くすっぽんぽん


mengly at 07:28|Permalink詩風録 

2018年04月24日

夢の人2(まさかパラレルワールド人?)

「飯を食ったばかりだから」と
ぼくは遠慮したんだけどヤツは
「そう言わずに」と大きな皿に
大盛りでご飯をついできたんだ
食べられない量ではないのだが
「レトルトカレーの量に対して
ご飯の量が多すぎるじゃないか。
おまえいつもこうなんだよ」・・
・・ここまで言ってぼくは思った。
あ、こいつ例のヤツじゃないか
またしてもあらわれやがったか。

よくお目にかかっている顔だし
しょっちゅう話しもしているし
だけど現実では見たことがない
夢の中だけに現れる例のヤツだ。
本当にこいつはだれなんだろう。


mengly at 03:06|Permalink詩風録 

2018年04月23日

暑い春

今年もぼくたちは春土用の中で
暑い春の生活をしているのです
長袖だと暑くてやりきれないし
だけど半袖はまだ出してないし
立っているだけでも汗をかくし
座っているだけでも喉が渇くし
早くも体がアイスを欲している。
とにかく暑い春の中で大騒ぎだ。

異常気象だとでも言いたいのか
天気予報は暑い春を煽りに煽り
今日から猛暑と言い出す始末だ。
だけど心配しなくていいのです。
立夏目前の季節なので暑い暑い
と毎年騒いでいるのです。そう、
暑い春は季節の異常ではなくて
少しだけ早い夏の正常なのです。


mengly at 04:48|Permalink詩風録 

2018年04月22日

本能

イヌはにおいを嗅ぎまわる
ネコもにおいを嗅ぎまわる
哺乳類すべてが嗅ぎまわる
もちろんヒトも嗅ぎまわる
嗅ぎまわることが本能です
嗅ぎまわって生きています
つまり猫も杓子も男も女も
みんなみんな痴漢なのです


mengly at 08:03|Permalink詩風録 

2018年04月21日

カレーの夜

カレーを食べるのはいつも金曜だ。
なぜそうなったのかは知らないが
気がついたらそうなっていたのだ。
通っていたミッション系保育園で
「イエス様の亡くなった日なので
金曜日は肉を食べません」という
尊い教えを聞かされていたのだが、
元来ミッション系でない我家では
金曜日の夕飯は決まって掟破りの
肉たっぷりカレーを楽しんでいた。
その習慣が今尚続いているのです。


mengly at 01:57|Permalink詩風録 

2018年04月20日

影がずれている

昨日から影が少しずれているんだ。
体の動きと違って映っているんだ。
何かおかしいとは思っているけど
生活に変化があったわけではなく
意識に変化があったわけでもない。
街はいつもと同じ香りがしている
そしていつもと同じ風の中にある
この影だけが少しずれているんだ。
体の動きと違って映っているんだ。


mengly at 05:48|Permalink詩風録 

2018年04月19日

あいつが嫌い

そう「あいつが嫌い」はぼくの
人生の中の一つであって決して
「あいつが嫌い」の中にぼくの
人生があるわけではないのです。
気になるあいつの嫌味な仕草も
実は気にしてない人生なのです。


mengly at 05:29|Permalink詩風録 

2018年04月18日

ストーブ

四月だというのに寒い一日だった
がストーブを着けるほどではない。
なのに火を着けようか着けまいか
朝から晩までずーっと迷っていた。


mengly at 02:14|Permalink詩風録