2011年08月

2011年08月31日

いい香り

最近嫁さんが
いい香りのする洗剤を使っている。
それはそれでいいのだが
時々そのいい香りが
嫌味に変わることがある。
いい香りの成分と人間の汗の成分が
うまくと調和せずに
アンモニアのような臭いになるのだ。
その洗剤の謳い文句だと
いい香りは長時間続くらしい。しかし
それは香りの付いた衣類を着ないで
タンスなどにしまっておけばということだ。
残暑がぶり返し汗まみれの毎日だ。
ただでさえ不快な思いをしている上に
衣服の小便臭攻撃だ。
いい香りはもういいから
疲れが取れるような香りのする
洗剤を開発してほしいものだ。


mengly at 22:02|Permalink詩風録 

2011年08月30日

光ジュース

このジュースには飲み方があって
栓を抜いたらすぐに
目を閉じなくてはなりません。
目を閉じないとどうなるのかというと
見えなくていいものまでが
見えてしまうのです。
それがとても危険なわけです。
だから栓を抜いたらすぐに
目を閉じてください。
そうすればすべてが丸く収まります。
世の中にもきっと
正規の風が吹くことでしょう。
え、味ですか?
まあ飲んでみてくださいよ。


mengly at 23:46|Permalink詩風録 

2011年08月29日

はいはい

人間馬鹿なくらいが
ちょうどいい
なにも知らなければ
心が楽だ
知ってしまうと
それが気になる
そこから心の苦悩が始まり
いやな流れを作ってしまう
知らなきゃ知らないで
こしたことはない
それでも人間は
何不自由なく生きていける
たとえば国の秘密なんか
知ってしまうと
そりゃもう
死ぬしかないでしょう


mengly at 23:59|Permalink詩風録 

2011年08月27日

ポコポコと鳴るお腹

叩くとポコポコと鳴るお腹が
最近の私を形作っていますし。
かつては堅く感じた枕が
柔らかく感じるようになりましたし。
そのおかげで寝つきのいい毎日が
最近の体調の良さを物語っていますし。
朝方どんなに強い雨が降っても
近頃の夢見はすこぶるいいですし。
いいことだけに目を向けていると
嫌なことが気にならなくなりますし。
嫁さんがたまに息抜きをしてくれることも
私にとってはいいことですし。
お金に神経を遣わなくなったことで
金回りが良くなったと思うようになりましたし。
そう思うようになったせいか
実際に金回りがよくなりましたし。
あれだけ悩まされた肩こりも
最近はまったくなくなりましたし。
叩くとポコポコと鳴るお腹は
打ち出の小槌だと思うようになりましたし。
ゆえに叩くとポコポコと鳴るお腹が
最近の私を形作っていますし。


mengly at 23:43|Permalink詩風録 

2011年08月26日

失敗と成功

もし失敗というものがあるのなら
夢の向こうに彼女を置いたのが
ぼくの唯一の失敗だったのかもしれない
彼女のことよりも何よりも
とにかく自分が信じてきた
夢ばかりを追ってきたのだからだ

もし成功というものがあるのなら
夢のこちらに彼女を置かなかったのが
ぼくの唯一の成功だったのかもしれない
この一途な性格ゆえに
彼女のことばかりに人生を捧げ
夢に目が行かなくなっていただろうからだ


mengly at 23:56|Permalink詩風録 

2011年08月25日

風が吹く、

若い頃から温めてきた
思い出がすべて吹き飛ぶくらいの
風が吹く、風が吹く、風が吹く

融通の利かないおっさんたちの
頭の中をえぐるように
風が吹く、風が吹く、風が吹く

やつらはいつも蹴躓いているから
きっと気にもとめないだろうが
ぼくらはそのことに敏感だ

風が吹く、風が吹く、風が吹く
右から左に風が吹く、風が吹く
後ろから前に風が吹く、風が吹く


mengly at 15:34|Permalink詩風録 

2011年08月23日

まさか梅雨の戻りでは

1,
この季節の気まぐれな雲が
ぼくのいる海抜1メートル程度の
この付近まで降りてきている。
おかげであたりは真っ白になって
稲光に視界を与えてもらっている。

2,
おそらくこの空間の何割かは
水分が占めているにちがいない。
ということは、ぼくたちは
この空間にある残り何割かの
空気を拾って生きているのだろう。

3,
お盆を過ぎてからずっとこの調子で
おかげで気温は下がってしまい
夏なんてすでに終わっているのです。
聞こえてくるのは雨の音ばかりで
今日は蝉すらも鳴きませんです。


mengly at 22:05|Permalink詩風録 

2011年08月22日

トラックの音

遠いバイパスを走っている
おそらく大型だろうトラックの音が
暑くない真夏の夜に響き渡る。
明日は晴れるのかそうでないのか
そんなことをも忘れさせる衝撃が
寒い寒い真夏の夜に響き渡る。

ここでぼくは自分の意識に逆らって
ついつい妻の顔を覗き込んでいる。
きっとこの世の中が頼りないのだろう。
これではいかんと思いながらも
ついつい妻の名前を呼んでいる。
きっとこの人生も情けないのだろう。

遠いバイパスを走っている
おそらく大型だろうトラックの音が
眠たさを吹き飛ばすように響き渡る。
近くを走っている救急車や消防車の
サイレンの音をもかき消しながら
世の中なんてこんなもんさと響き渡る。


mengly at 23:43|Permalink詩風録 

2011年08月21日

足の踏み場だけはある部屋

ラジオなんかでいい曲を聴くと
すぐにCDを求めたがる癖を直したら
もう少しお金が貯まっていたかもしれない。
これまで何度も何十度も
そういうことをやってきたから
お金は減るしCDは増えるし
そのCDも個人の趣味ものばかりだから
売ることも出来ない。
とはいえ、売る気なんてないんですよ。
だって個人の趣味で買ったものだから
そうやすやすと手放すことは出来ない。
これは本も同じことだ。
おかげでぼくの部屋はCDや本に
占領されそうになっている。
すでに寝る場所なんかないし
CDや本の隙間に出来た小道を歩くのが
精一杯なのだ。精一杯なのだ。
で、ようやく今、パソコンの前に
たどり着いた次第でございます。


mengly at 23:37|Permalink詩風録 

2011年08月20日

踊り子

変わった雰囲気と
特殊な香りを持った女が
尻を振って踊っている。
人がいても知らん顔して
一人っきりで踊っている。
他に誰もいないかのように
好き勝手な言葉を口に出し
変な笑みを浮かべて踊っている。
人生はもうこれしかないとでも
言っているのか必死になって、
出る汗が蒸発してしまうまで
尻を振って、尻を振って、
踊っている、踊っている。
人生を駆け抜けている。


mengly at 23:56|Permalink詩風録 

2011年08月19日

休み

ここ数日というもの久しぶりに
ゆっくり休みが取れたので
嫌な思いをいい所まで払拭できた。
これで来週からは気合いを入れて
いやいや気合いを入れなくても
いい気分でがんばれると思う。
楽しいこと、嬉しいことが
いくつも重なってやって来ると思う。
その時に優しくなっていると思う。
その時に思いっきり笑っていると思う。
ここ数日というもの本当に
ゆっくり休みが取れたので
ぼくはもう大丈夫なのだと思う。


mengly at 23:36|Permalink詩風録